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【直筆サイン入り】書籍「逆流する血液とベゴニアの朝」

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単行本デビュー作。

西暦の記述で始まり、途中から元号を……。原稿の書き方すら知らずに、小説を綴りました。全体を通して、拙い文章で、表現も下手。今、読み返しても、恥ずかしい！

しかし、手前味噌ですが、真っ直ぐさを感じます。なんのテクニックも持たずに、ただ無我夢中で綴っていたのでしょう。自分でも初々しく思います。

ここから20年後に、「雨くんず、光かそけし」として大きく生まれ変わるのです。ぼくの成長とともに、作品も成長してゆきます。

それにしても、ほんと恥ずかしい（笑）

……なのに、ぼくの代表作と呼ばれている「雨くんず、光かそかし」に繋がるのですよ。

★先ず「雨くんず、光かそけし」を読まれてから、その後に「逆流する血液とベゴニアの朝」を読まれると、いいかも！！

◉短編小説◉
【直筆サイン入り】
「逆流する血液とベゴニアの朝」
全105頁、ハードカバー、ブックカバー付、帯付
２００３年１月出版（発行／澪標）
ISBN 4-86078-008-6

《あらすじ》
生理になるたびに鼻から出血する少女。それを見守る母親。やがて少女は、学校生活、就職、結婚を経験し、大人として成長してゆく。特発性血小板減少性紫斑病と闘った女性の半生。実話に基づく物語。

《巻末特典》
小沢智子氏によるインタビューを掲載。

……しりこだま名義の書籍（現在は「しりこ」に改名）